月別アーカイブ: 2014年3月

綿糸を使ったブランドラベル

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出口織ネームで作る織物のタテ糸はポリエステルを使っています。

ヨコ糸はお客様のご要望に応じて様々な素材を使用しております。

ブランドタグ(織ネーム)で多く使われるのはポリエステルですが、麻糸や絹糸を使う場合も増えております。

この麻糸や綿糸を使ったブランドラベルが、ポリエステルを使ったものと大きく異なる点は、織機上での切断具合です。

織ネームなどはもちろん様々な生地の多くは織機上で織りながら熱で切断しています。

ポリエステルなどの石油などの原料から人工的に作られる素材は熱に弱いので、溶けながら切断されます。

しかし、麻や綿などの天然素材から出来る糸は熱で溶けずに焦げるんです。

工場内に独特のにおいがしますが、そのにおいより困るのが火事です。

厚手の生地を綿糸で織った場合、生地が厚いためなかなか切れないので、強い熱でカットします。その設定を間違うと焦げるどころか火が出ます。

工場担当は火が出ない。でも切断できるように装置の設定をする必要があり、その具合は生地の厚みや使用している糸の種類などによって様々です。

経験がものをいう技ですね。

取り付ける商品が特徴あるこだわったモノの場合は、その商品の顔となるブランドラベルにもこだわりを持つのも最近多い傾向です。

出口織ネームもお客様のこだわりには、こだわりの技術でお応えします。

ご遠慮なく、こだわりをお申し付けください。

 

FPSゲーミングマウスパッド用サイトが完成しました

FPSゲーミングマウスパッド マウスパッドはどのようなものを使ってますか?

何かのイベントでタダでもらったものや、家電量販店で買い物をした時におまけでもらったマウスパッドを使ってませんか?

マウスには様々なものがありこだわっている人は多いと思います。

しかしマウスパッドは機能や性能の違いが分かりづらく、 安いものでもいいかって人が多いのでは?

 

出口織ネームでは日本唯一の「FPSゲーミングマウスパッドメーカー」のArtisan社から依頼を受け、FPSゲーム用マウスパッドの生地を担当させて頂きました。

Artisan社のマウスパッドは海外ユーザーからの評判も良く、 有名な海外メーカーをおさえ、現在世界シェア第二位のメーカーです。

出口織ネームでは引き続き、FPSゲーミング用マウスパッド生地の改良を進め、 e−スポーツにおける『勝てる道具』の1つになるようなマウスパッド生地を 開発したいと考えております。

また、FPSゲーマー以外でもマウス操作を長時間されるネットショップ管理者などにも 快適なマウス操作を提供できるマウスパッドですので、 今後ともArtisan社と出口織ネームが作り上げる『高性能マウスパッド』にご期待ください

ARTISAN マウスパッド
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バッグや帽子などの装飾に使えるキラキラ織ネーム

キラキラ織ネーム   銀色はキラキラ光るタイプの糸を使っているため、インナーウェアに使うと肌に触れて 痛いですが、 ジャケットなどのアウターウェアやバッグなどに使うにはインパクトがあって 最適ではないでしょうか?

通常の糸とは異なるので、織機で織るときには糸の調整に苦労するので、 工場担当の腕が問われます。

このラベルの特徴はキラキラ光る糸だけではなく、『ハートのライン』も特徴です。

ハートのラインが少し『かすれている』んです。

特に左下の部分がわかりやすいです。

もちろん手書き風ほどではないですが、お客様のこだわりデザインです。

この「かすれ具合」も、もちろん表現しますので、デザイン担当も張り切って作ってます。

私どもはお客様のデザインや色の『こだわり』を大切に考えて、ブランドラベルやワッペン、 お守りなどを表現します。

ジャガード織物を作り続けて60年を超えた織技術で、お客様の難題にお応えしますので、 なんなりとお問い合わせください。